2011年3月19日土曜日

考えてみた

くちびるプラネット。

おやすみなさい。

2011年3月16日水曜日

どくしょ


ここ何日か、宙ぶらりんな気持ちでオロオロしながら本を読んでいます。

読んだのは、前買って、読めてなかった本とか、新たに勉強しようと思って買った本です。

今まではhow to的な本をいろいろ買ってたんだけど、今回は、デザインの歴史とか、日本のデザインの草分け的な人の自伝とか、デザインする時の哲学のような本を読みました。

戦後、どのような心意気で日本のデザインを進めて来たのか、という話はとても勉強になりました。(GKの栄久庵さんと日本デザインセンターの本)

今まで、過去の事を知らないで新しいものを作りたい、と思っていたけど(散々、過去のものを知らないと新しいものはできないと言われてはいたけど)、そこに思想みたいのはなくて、すごく浅かったなあって反省。
コンセプトはあったけど、目先のことだったなあ、って。

日本のアイデンティティとか、日本にしか出来ない事とかちょっと考えながらやらないと、って。(戦後、日本はデザインを模倣してるって言われて、検査機関が存在した話を読んで。)
でも、現代のデザインにも日本らしさがあるはずだから、そういうのも分かりたいな。

とか考えました。

栄久庵さんは海外でも活動をしていたりしたから、それと比べて日本の美意識を語っていて、とてもおもしろかった。
日本の美意識というのは、「懐石弁当」とか「盆栽」にみられるように、限られたスペースをいかに美しくするかということだ、というのが栄久庵さんの見解。
うーーん、確かにそうかもしれないー、と思いました。
だから、携帯電話とか小さいものに機能をつめこむのかしら?と思いました。(関係ないかも)
そう!栄久庵さんによると、日本人は点の把握は得意だけど、線や面の把握は苦手なのだと。これもたぶん、盆栽の話とかに関係ありそう。
一回読んだだけじゃわかんないので、あと何回か読みたいと思いました。

あと、タイポグラフィの本で、デザイナーは職人、と書いてあって、職人ならやっぱり勉強というか修行をせねば、と思いました。

何かの創設者の話を知るのは、思想や目的だとか参考にするべき心意気があって良いと思いました。
なので、今ちょっとずつ就活をしてるけど、社長のあいさつとか、CSRとかにも就活の目的以外にも学ぶ事があると思いました。
(と、考えたら、今就活するのも少し気が楽になった。)

就活で良いな、と思った言葉は「イノベーションとは技術革新ではなくて、心の壁を破る事」というもの。ほほう!と思いました。(今日見つけたんだけど)


あと、本を読んでいて思い出したのは、「偉大な人は、人を大事にする人が多い」ってミラノで思った事。
それを誰かに話したら、
「社長や、会社の上の人は自分の力だけで上に行くんじゃなくて、社員が上に押し上げるから上に行くんだよ、そうじゃない事もあると思うけど。」
みたいな事を教えてくれました。(誰だっけ)

だから、創設者の話はおもしろいんでしょうか。

ていうか、たぶん今までも授業でデザインの歴史とか受けてたんだろうけど、まじめに聞いてなかったんだろうね!!

うが!!