この間は、デザインイノベーション論でEdward tufteについて教えてもらいました。
ちょっと遅れてしまったので最初の方は聞き逃してしまったのですが。
彼のビジネスモデルは本を売ることで、人生は本を売ることにかけているそうです。
本には、3次元を2次元化するにはどうしたらいいのか、というテクニックが書かれています。本に載っている例、サンプルは彼のデザインワークは少なく、ほとんど人の良い例を使っているそうです。また、2次元化するにはどうしたら良いのか、というやり方も作っているそうです。
授業では主に下の本、『Envisioning Information』について教わりました。
この考えとは、平らな土地を避けて強調する、ということだそうです。
そして、その強調するための5つのアプローチが、複雑な状況をどのように説明するのか分かるように書かれています。↓↓↓↓(目次)
で、1つ目のアプローチ。
《MICRO/MACRO Reading》
この情報の見せ方は、大きな情報と小さな情報を同時に見せることで、情報を理解しやすくする、というもの。
この大きな情報と小さな情報はどうしても一緒に情報を提示しにくいそうです。
例えば、情報が同時に提示されていなくて理解しにくいものは、携帯のメニューなど、階層がどこまで続いているか分からないようなものだそうです。
逆に同時に提示できているモノは、webのパン屑リストだそうです。(このパン屑リストって名前も好きなんだけど!ヘンゼルグレーテルみたいですね。)
home>product>>light>>>●● ←みたいな。
ていうのとか、あとはプロダクトにもこの考え方が適用でき、それには距離が関係しているそうです。
例えば、あるプリンターは遠くから見て電源がどこにあるか分からない。近づいたら分かった、というこれはマクロとミクロの関係がうまくいってないからこのようなことになるそうです。
あとは、建築物にもこれは言えるそうで、いい建物なのに、どこが入り口か分からない、これもマクロとミクロの関係がなっていないから、このようなことになるそうです。
あとベトナム戦争の石碑は横が時系列になっていて、縦が亡くなった兵士の人数になっていて、遠くから見ても、いつどのくらい大勢の兵士が亡くなったのか、ということが分かるそうです。
で、2つめ
《LAYERING AND SEPARATION》
これを別々に見せると分かりにくいのですが、重ねて、更に色で意味を分けることで分かりやすくさせているそうです。
このカラーを効果的に使うことで、別の情報だと分かりやすくするのだそうです。
で、3つめは
《SMALL MULTIPLES》
例えばユニクロのUTの広告みたいに。
確かにあれは、この中だったらこれかなー、みたいな見方をしますね、私は。
で、4こめ
《COLOR AND INFORMATION》
奥行きに色を使ったりするテクニック。森だと、言われなくても木が手前にあるのか奥にあるのか分かる。2Dでもパソコンの画面でも、同じように色を効果的に使うことで、奥行きを表現したりするそうです。
Windowsだったら手前のウィンドウが色が濃くて、奥のウィンドウが色が薄いといった風に用いるのだそうです。
5つ目が
《NARRATIVES OF SPACE AND TIME》
その他に有名な




これはナポレオンの遠征のときの兵士の数の推移を表したダイアグラムで山研にも昔かべに貼ってあった…いまも貼ってあるっけ…?
で、いくつかの軸が複合化していて、このダイアグラムで作者が言いたかったのは、いかに戦争ではなく、遠征の最中に兵士が亡くなっているのか、ということだそうです。川をこえる際に亡くなってしまったりしているそうです。
それもこのダイアグラムを見れば一発で分かるという…!
0 件のコメント:
コメントを投稿